近況報告:12月12〜14日

1.サンプルで取り寄せたボリューム
普通の16φの二連ボリュームなんですが、コスト比の音質は非常に優れていると言うのが結論でした。中を分解してみましたが造りが細かい上に、ギャングエラーが皆無。非常に素晴らしい出来に感動しました。アル○スとかのボリューム買うのアホらしくなります。

2.選別品種
あるオペアンプの選別品種をエージングしてますが、ファーストインプレでは殆ど変わらない印象を受けました。そもそも、出力に余裕があってオフセットが小さい回路だとこの差が出にくいのかもしれないですね。

3.TIのLT1013
オーディオ的に使う事を前提とするなら、「止めた方が良い!」と断言出来ます。値段の差が非常に納得出来る内容でした。

4.OPA2111
久しぶりにやっちゃいました。まさかの逆挿し(泣)。レビューが書けずに、お亡くなりに…。

5.オンセミのオペアンプ
う〜ん。これも「イマイチ」といわざる負えないです。まぁ、値段相応と言う事なんでしょうか?

6.OFF会電子工作の部
nabeさんの回路のほか、腕に自身のある人は「私が普段愛用している評価回路」をユニバーサル基板で作ってもらおうかと考えています。部品と回路図はありますので、後は皆様思い思いに作って頂こうかと思っています。「1回路オペアンプ+LT1010バッファ」か「2回路オペアンプ+ボルテージフォロア」の2択です。

7.前歯が折れました。
突然の出来事に驚きました。これで、ボーナスは「前歯の治療代」へと消えていきますね…。

8.新型プレ評価
前段の非反転2倍利得回路が結構に効いてますね。2倍利得段に密かに仕込んだ「ラウドネス機能」は結局、撤廃する事にしました。(ライン入力をクリップさせずに鳴らすには24Vいることになる為。)後、なつかしの「シンプル全帰還サーボ」を搭載してみました。問題は、回路定数の問題に起因する「サーボのコンデンサ」です。狙った帯域をカットするとコンデンサの容量が大きくなるからです。現在では、タンタルの耐圧と容量の大きいのが安価で入手できるのですが、色々と考えると原理上では電解でないと不味い(=逆耐圧の問題)という部分があります。全帰還のメリットは、回路構成がシンプルになる事なわけですが…。(因みに、この方式はコルダコピーと言うらしいです。)

傾向は解像度の底上げ(要、性能の良いオペアンプ)と、音の厚みが増し定位表現がしっかりとする点。後、低域のブレも小さくなるみたいです。とっかえひっかえ試した中では「LT1128(2倍利得)→LT1128+LT1010(A47の3倍利得)」がありえないくらいにベストマッチしています。差し替えでそれなりの性能をひきだそうと思うと、A47サイドにパッシブを入れるかと回路定数が壁になって、この部分が少ない知恵の絞り所になっています。(OFF会には間に合いそうに有りませんね…。)前段を2倍利得ではなくオペアンプバッファを仕込むと、組合せ次第で位相ずれが起こるのか発振したりするのが厄介です。

<追記:本家に習いましたけど・・・>
まず、クロスフィードですが「定位がしっかりとして、フラットな特性に近いオペアンプ」に導入は避けるべきだと思いました。回路が複雑な上に、指摘聴感上では明らかにマイナスに働いています。(コピーの殆どが付いていない意味が良くわかりました。)次に、「なんちゃってA級動作(笑)」ですがそもそも本家に使われるオペアンプのように「電流量が大きいオペアンプ」では、オフセット特性を悪化させるだけです。LM7171やLT1806等の電流が取り出せるオペアンプでは、特にこの効果(=悪化)が顕著です。帰還外出力抵抗を設けたり(本家にはちゃんと入ってますね。)出力のカップリングコンを設ければ良いと思いますが、この回路による音質改善よりも追加部品による悪化の方が大きいような気がします。後、小電流出力のオペアンプでは、適値の電流を掛けるようにして電圧毎にキチッと合わせない限りは本来の特性が引き出されない事を随分と前に確認しています。これなら、むしろ素直にバイアスを大きく掛けたほうが電圧影響が少なく確実に音質の改善に繋がると思います。

9.KZHをカップリングに使ってみた。
KZEやKY。OSコンといった「低Z(ESR)電解コンデンサー全般はカップリングに向かない!」という概念が崩れました(笑)。正直、下手なコンデンサーよりも全然に良いです。ジャンパー(=カップリング無し)との違いは、細かく見ればいろいろとありますが、「低域の瞬発力が僅かに劣る(但し、量感等は遜色なし)、音の粒子(?)が僅かに荒くなる、音全体の定位が極僅かに引っ込む感じがする」位です。カップリング嫌いの人も「十分にだませるレベル(笑)」と言う事に間違いが無さそうです。

10.DCラインフィルターの効果
電池駆動ではなく、あくまでスイッチング電源やDCコンバーター(特に、高効率の物)に挟むと威力を発揮します。他、ノイズ源の多い電源にも何故か効果があります(発振周波数が40K〜60KHz代のものでも)。でかい容量の積セラが入っているので、ノイズ全般に威力を発揮すると言う事なのでしょうか?真偽は定かでは有りませんけど…。

11.耐容量性負荷の効果。
聴感上で非常に顕著なのは「低域の瞬発力改善と高域の歪感の緩和」です。色々なHPA関連のブログや記事では電流駆動力の大きなオペアンプやバッファでこの辺の改善が見込めるとよく書いてありますが、電流供給量に余裕があれば容量性負荷にも必然的に強くなる(=余裕があるため)傾向が強い事が起因しているようです。低消費電力で、この辺の改善を行いたい場合はLT1498のような「出力電流が小さくても耐容量性負荷の高い品種」を使うのが良いみたいです。特に、LT1010。BUF634やLMH6321の「約1000倍の耐容量性負荷と高出力電流」を兼ねそろえるので、全体的な特性を加味した場合の保険としては最適と言う事になります。

comment

Secre

☆Beginer of Eternity
暇な時にでも見てやって頂ければ・・・。そんなブログです。宜しくお願いいたします。

プロフィール

Author:司 浩 
転職後、正式な辞令が降りてから仕事が非常に忙しく感じる昨今。色々と頑張っていますけど、慣れない環境は難しいです。

今年に入って、百種切りは達成したので肝心な回路の方を頑張っていきます。とりあえず、簡単に作れてバランスの良い音がでる物を目指して色々と頑張ってみたいと思います。

他にも多趣味なんで色々とブログで紹介できたらと思っています。(今の所は難しいですが・・・。)後、脳内カオスヒート状態の時はトンでもない毒を吐くことがありますが、その辺は目を瞑ってやって下さい。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ